ウッドデッキは子どもの成長期にとてもよい遊びや学びの空間になると思います。我が家の庭は、当初は家とラティスの間に挟まれて少しじめじめとした狭い空間でした。ですが、上の子どもが歩き始めた頃、「もっと気持ちのいい庭にして、もっとたくさん庭で遊ばせたい!」と思い立ち、ラティスと家の間をウッドデッキにすることにしました。実際にウッドデッキにしてみると、床が上がり日当たりが良くなったため、見た目にもからっとして、随分気持ちのいい庭になりました。
そして、リビングとウッドデッキがフラットになったので、子どもがリビングとウッドデッキを出たり入ったりして遊ぶことが多くなりました。小さい子どもが外の空気に触れながら成長するのはとてもいいことだと思います。夏はよくビニールプールを置いて近所の子どもたちと一緒にワイワイと水遊びをしました。また、もう少し大きくなると自分たちが採ってきた虫や魚を飼うのもウッドデッキでした。そして、小学生も高学年になると家の中より外の方が気楽なのか、よくウッドデッキにシートを広げて友達とカードゲームやボードゲームをしていました。ウッドデッキがあることで、家族とも友達ともいいコミュニケーションが取れていたのではないかと思います。
このように書くとウッドデッキにはいいことばかりのように思われるかも知れませんが、実は少し大変な面もありました。ウッドデッキは、屋外で雨や紫外線にさらされるため、徐々に経年劣化や色あせが進んでいきます。色あせをそのままにしておくと見た目が良くありませんし、劣化をそのままにしておくといずれ木が腐ってきてしまいます。なので、どうしても数年おきに塗料の塗り直しをしなければなりませんでした。この作業は正直言って結構大変でした。ですが、子どもたちが成長期にウッドデッキで過ごした数々の楽しい時間を思い出すと、これくらいの手間暇ならやっぱりウッドデッキにして良かったなと思います。