車庫を作るにあたり一番意識したことは、車庫はただ単純に車を停める場所では無くて、滞在している時にワクワクするような憩いの場所にしたいという思いを大切にしました。そして自分にとって大切なコレクションやバイク、車でなどを詰め込むためとにかく防犯にもこだわりました。まず外装はシャッターガレージ。防犯に当然強く更には台風や大雨など自然災害からも車庫を守るため、絶対に外せない部分です。自宅が道路に面しているのでシャッターガレージにはリモコンでの上げ下げができるものを選びました。

駐車の際に一旦路上駐車の状態になってしまうので少しでも早く車両を収めるために必要な装備でした。そしてシャッターの上部には自宅のテレビ等で確認もできる防犯カメラを設置しました。盗難そのものを防ぐというよりは心理的に盗難を防止することに期待しての設置です。さて車庫中ですが私はバイクなども入れているので整備したりパーツ交換、メンテナンスなどをすることが多いです。効率的にそういった作業をするために車庫内の4つカドには趣味の工具セットを用意し、車やバイクで車庫が一杯になっている時も余裕を持ってメンテナンスできる空間を確保しました。天井からは高規格のライトを設置し、車体の内部を覗き込むような作業をする時にも明るく、見えるような環境にしました。他にはこだわった箇所は床です。

どうしても油やグリスなど床にたれてしまうのでコンクリートの上から整備工場などで使っている床材を敷き詰め床をケアしました。床材を変えることによって滑りづらくなり、雨の日なども転倒の危険なども回避できるようにしました。ここからは最終的に予算の関係で実現できなかった項目なのですが、理想としては壁は室内からガレージ内部が覗けるようなガラス張りにしたかったです。室内から自分のコレクションを眺めてコーヒーを飲むなんてことが理想でした。いつか予算ができた時に必ず実現したいところです。